はじめてのたしざん:りんごを数えて「できた!」── さんすうクイズの次に作ったもの

子育て

はじめに ── 「さんすうクイズ」を見て思ったこと

以前作った「さんすうクイズ」、息子がすごく気に入ってくれて、毎日のように遊んでいます。

ただ、遊んでいる様子を横で見ていて、ふと思ったんです。

あのアプリは「3+5=?」と数式で出題する形式。
息子は答えられるんだけど、どちらかというと数字の組み合わせを覚えている感じなんですよね。

「3と5を足すと8」というパターンは知っている。
でも、「なぜ8になるのか」を実感として分かっているかというと、ちょっと怪しい

そこで思いついたのが、りんごやみかんのイラストを画面に並べて、目で見て数えながら足し算するというアイデア。

数式だけじゃなくて、「りんごが2個と3個あるね、合わせたらいくつ?」 という体験ができたら、もっと楽しく、もっと深く理解できるんじゃないかなと。

さっそくCursorに相談してみました。


やったこと ── 「フルーツで足し算を覚えるアプリを作って」

今回のお願いはこんな感じです。

「りんごやみかんの絵文字を使って、視覚的に足し算を学べるアプリを作ってほしい。
左に🍎🍎、右に🍎🍎🍎と並んで、合わせていくつ?と聞くイメージ。
答えは3択から選ぶ形式で、正解したら楽しい演出がほしい。」

これまでに2つアプリを作ってきたので、伝え方もだいぶ慣れてきました。
「こういう体験をさせたい」を具体的に伝えるのが大事だなと実感しています。


AIとのやり取り ── 「かんたん」と「むずかしい」の差をどうつける?

最初に出来上がったバージョンは、しっかり動いてくれました。
フルーツが並んで、式が表示されて、3択から選ぶ。正解すると効果音が鳴る。

でも、ちょっと気になったのが 難易度の設計 でした。

最初は「1+1〜3+3」「1+1〜5+5」みたいに、足す数の範囲で分けていたんですが、実際に遊んでみるとレベル間の差があまりない

そこで考えたのが、「答えの上限」で分けるというアイデア。

  • かんたん:答えが5まで(=片手で数えられる
  • ふつう:答えが10まで(=両手で数えられる
  • むずかしい:答えが15まで(=ちょっとチャレンジ

子どもにとって「片手で足りる」「両手なら足りる」「両手でも足りない」という感覚の違いは、すごく分かりやすいんですよね。

Cursorに「答えの上限で難易度を管理する形に変えて」と伝えたら、数分で対応してくれました。


できたもの ── 「はじめてのたしざん」のご紹介

完成したのが 「はじめてのたしざん」 です。

こんな特徴があります。

  • フルーツの絵文字(🍎🍊🍇🍓🍌🍑🍒🫐)を使った 視覚的な足し算
  • 3段階の難易度:片手で数えられる → 両手 → それ以上
  • 3択の大きなボタンで、子どもの指でも押しやすい
  • 正解すると 効果音 + お祝いメッセージ(「すごい!🎉」「かんぺき!💯」)
  • 不正解でも「おしい!もういっかい 🤔」と やさしいフィードバック
  • 10問で1セット。プログレスバーで「あとどれくらい?」が見える
  • 最後に スコア評価 + 紙吹雪の結果画面
  • スマホ・タブレットでそのまま遊べる(ダウンロード不要)

ぜひ触ってみてください!

はじめてのたしざん で遊ぶ

息子に渡して、まずは「かんたん」モードから。

🍎🍎 + 🍎 = ?

画面に並んだりんごを、指で「いち、に、さん」と数えて——

「3!」 ポチッ。

「せいかい!🌟」の表示に、パッと顔が明るくなる。

「つぎ!つぎ!」

10問クリアした結果画面で「⭐⭐⭐」がもらえたときは、もう大はしゃぎでした。

嬉しかったのは、2回目に「ふつう」を選んだこと。
「こんどは りょうてでかぞえるの!」 と言いながら、両手の指を折って数えていく。

抽象的だった「足し算」が、フルーツを数える体験を通じて、自然と身についていく
これがやりたかったことなんだなぁ、と思いました。


今日の学び ── 「抽象を具体にする」のがAIの一番の使いどころ

今回あらためて感じたのは、子どもにとって「目に見える」ことの大切さです。

「2+3」という数式を見せるより、りんごを2個と3個並べて「あわせていくつ?」と聞いたほうが、圧倒的に伝わる。

これ、大人にとっても同じだと思うんです。
抽象的な概念を、具体的な形にして見せる。

AIが得意なのは、まさにそこ。
「こういう体験をさせたい」という抽象的なイメージを、実際に動くアプリという具体に変えてくれる。

今回も、わたしがやったのは「りんごで足し算」というアイデアを言葉にしただけ。
コードは1行も書いていません。

もし「子どもに○○を教えたいけど、うまく伝わらないなぁ」と思っていることがあったら——
それをAIに「見える形にして」とお願いしてみてください。

きっと、子どもの目が輝く瞬間に出会えますよ。


次回は、ひき算や数字の並べ替えに挑戦するか、息子のリクエストで別のアプリに取りかかるか。お楽しみに!

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